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谷口将隆ショッキングな2回TKO負け ジェルサレムのワンツーに沈みWBOミニマム級王座陥落

2023年1月6日 21時34分

 WBO世界ミニマム級タイトルマッチが6日、エディオンアリーナ「3150FIGHT」のメインイベントで行われ、王者の谷口将隆(ワタナベ)が挑戦者2位メルビン・ジェルサレム(フィリピン)に2回1分4秒TKO負け。2度目の防衛に失敗した。

谷口王座陥落・ジェルサレムは大喜び

 体格で上回るサウスポー谷口がジャブで様子をうかがいながら、上下にパンチを狙っていった。ジェルサレムはボディを打ち込む。初回終盤、谷口は回り込んで左をねじ込んだ。

 谷口は状態を柔らかく動かしながらジャブ、左を打ち込んでいく。このまま試合が進むかに思えた矢先、火を噴いたのはジェルサレムのワンツーだった。これをまともに食らった谷口はバッタリとダウン。慌てて立ち上がろうとして一度転び、再び立ち上がるもフラフラでTKOが宣告された。

 谷口は16勝11KO4敗。ジェルサレムは19勝11KO2敗。試合後は陣営と大喜びし「この試合のために準備は完璧だった。だから勝てると思っていた」と胸を張った。フィリピン勢はノニト・ドネアが井上尚弥(大橋)に敗れて以来の王者不在に終止符を打った。

大喜びのジェルサレム陣営

 谷口は試合後、気丈に記者会見に応じたものの「さっきまで試合の内容を覚えていなくて、今ようやく戻ってきている感じ」とダウンのイメージを引きずっている様子。警戒していた右アッパー、右ストレート、左フックのうち右ストレートをもらってしまった。「1ラウンドが終わっていけると思ってしまい、それが油断につながったかもしれない」と話した。

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