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前WBC・L・フライ級王者の矢吹正道 チャコンに11回TKO勝ちで世界王座返り咲きに前進

2023年1月28日 20時15分

 前WBC世界L・フライ級王者でIBF同級8位の矢吹正道(緑)が28日、名古屋国際会議場でIBF7位ロナルド・チャコン(ベネズエラ)と2位挑戦者決定12回戦に臨み、11回2分35秒TKO勝ちで世界王座返り咲きに前進した。

こちらは7回の最初のダウン

 リーチで上回る矢吹が初回から得意のジャブだけでなく、右も打ち込んで積極的な立ち上がり。対するチャコンも矢吹の打ち終わりに左フック、右フックを力強く合わせて強気なところを見せた。

 そんなチャコンのボクシングを矢吹も警戒し、2回以降は深追いせずに慎重にベネズエラ人を崩しにかる。やはり矢吹の生命線はジャブだ。断続的にチャコンの顔面をとらえ、右クロスのタイミングも合わせていく。数は少ないものの要所で左ボディも打ち込み、チャコンを徐々に追い込んでいった。

 打開策の見つからないチャコンは5回にギアを上げて矢吹に迫るが、逆にカウンターを浴びて攻撃のピッチを上げられない。試合をコントロールする矢吹は7回、ワンツーでチャンスを作ると、右を打ち下ろしてチャコンをキャンバスに転がす。立ち上がったチャコンに再び襲いかかり、2度目のダウンを奪った。

 8回、矢吹が連打で効かせて最後は右でダウンを追加。顔も腫れて苦しいチャコンだが闘志を見せて左フックを打ち返し、このラウンドを何とかサバイバルする。ここでフィニッシュできなかった矢吹だったが、11回に右カウンターでダメージを与え、下がったチャコンに連打を浴びせたところでストップとなった。

矢吹のボクシングは精度が高かった

 勝利者インタビューで矢吹は「途中で左手を痛めて、そのあと右手も痛めて、倒したかったけど、判定かなと思った」と意外な事実を明かした。それでも「タフな選手でなかなか仕留められなかったけど、最後はチャンスがあったのでまとめた」とTKO勝利にホットした表情を浮かべた。

 現2団体統一王者、寺地拳四朗(BMB)に敗れてから2連勝となった矢吹は15勝14KO4敗。連勝が25で止まったチャコンは28勝20KO2敗1分。

 IBFは2月25日、L・フライ級4位マーク・ビセレス(フィリピン)と同6位レジー・スガノブ(同)による同級1位決定戦を承認している。この勝者が王者シベナティ・ノンティン(南アフリカ)に挑戦し、順当にいけばその勝者に矢吹が挑戦する流れとなる。

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