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井岡一翔の“弟分”森武蔵 3.29東洋太平洋S・フェザー級王座決定戦 ベテラン渡邉卓也と

2023年2月17日 14時55分

 元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の森武蔵(志成)が3月29日、後楽園ホールで開催の「Life Time Boxing Fights19」のメインでベテランの渡邉卓也(DANGAN AOKI)と東洋太平洋S・フェザー級王座決定戦を行うことになった。試合の模様はABEMAで無料配信される。

そろって記者会見に出席した森(左)と渡邉

 23歳のサウスポー森は21年5月、東洋太平洋フェザー級王者の清水聡(大橋)と2冠をかけて対戦してプロ初黒星。その後、志成ジムに移籍して昨年7月のS・フェザー級転向戦に勝利。17日、会見した森は「東洋太平洋は2年前に負けて取れなかったタイトル。階級も相手も違うけどベルトを取って次につなげたい」と抱負を口にした。

 尊敬するWBO・S・フライ級王者、井岡一翔(志成)と同じイスマエル・サラス・トレーナーに師事。井岡が昨年大みそかの統一戦に向けたラスベガス合宿に2カ月同行し、途中からは一緒の家で暮らした。「統一戦前の井岡さんと一緒に過ごすという価値ある経験をした。井岡さんは大きな試合前でも僕や周りの人に気を遣う。人として学ぶこともたくさんあった」。森は“兄貴分”とも言える井岡から多くを吸収しているようだ。

 昨年7月の試合は「再起戦ということもあり、攻撃よりはディフェンスを意識した。今回はディフェンスに加えて攻撃を意識して倒して東洋のベルトを取りたい」と決意表明した。

 一方の34歳、渡邉は「ベテランという意識はない」と苦笑いするものの、キャリア51戦(39勝22KO11敗1分)は大ベテランと形容して問題なだろう。過去にはWBOアジアパシフィック王座など複数の地域タイトルも獲得してきた。その渡邉が昨年5月に続いて「(日本と同じように)王道な感じがする」という東洋太平洋王座に挑戦することになった。

 キャリアを重ねても「チャンピオンになることにあこがれがある」と若い心を持つ渡邉は昨年12月、韓国・仁川で元2階級制覇王者のビッグネーム、ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)を下して大きな自信を得た。キャリアを重ねても「チャンピオンになることにあこがれがある」とフレッシュな心を持つ渡邉は「体力、体格差をいかしていきたい」と森の壁になるつもりだ。

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