
WBOクルーザー級王者ローレンス・オコリー(米)vs.挑戦者1位デビッド・ライト(ニュージーランド)の最終会見が23日開催された。試合はあさって25日(日本時間26日)英国マンチェスターのAOアリーナでゴングが鳴る。

2021年にクリストフ・グロワスキ(ポーランド)との決定戦に勝って王者に就いたオコリー(18勝14KO無敗)は3度目の防衛戦。昨年2月、2度目の防衛戦でミハウ・ツェスラク(ポーランド)とフルラウンド戦って以来のリングとなる。オコリーはこれまでプロモートしてきたエディ・ハーン氏と試合を中継するDAZNとの関係が悪化。マンチェスターを地元にするBOXXERと契約し、今回はスカイスポーツで試合が中継される。
「彼と対峙すれば、本当の彼の姿がわかる。彼の戦力に対して対応できるものを準備したと思う。土曜日、どちらかが勝ち、片方は忘れられるだろう」と胸中を明かした。
世界タイトル初挑戦のライト(20勝12KO無敗)は昨年12月、米フロリダ州でブランドン・グラントン(米)に小差の判定勝ちでWBOクルーザー級グローバル王座を獲得。一気に挑戦のチャンスをつかんだ。「私は戦いに勝つためにやって来た。数年前だったらマネーのためにこの試合を希望しただろう。だけど今はマネーのためではなくタイトル奪取ために全力を尽くす」と決意を語った。Photo by Lawrence Lustig