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デビュー戦迫る那須川天心 後楽園ホールで公開スパー ボクサーらしい動きと体を披露

2023年4月1日 20時04分

 デビュー戦まで1週間となった元キックボクシング王者の那須川天心(帝拳)が1日、後楽園ホールで開催された「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」の中で公開スパーリングを行った。那須川は8日、有明アリーナの「Prime Video Presents Live Boxing」で日本S・バンタム級2位の与那覇勇気(真正)と同級6回戦を行う。

 那須川は同門の日本S・バンタム級11位の福井勝也と2ラウンドのスパーリングを披露。ヘッドギアつき、14オンス・グローブながら、コンビネーションを見せたり、ノーガードにしたり、トリッキーな動きを見せたりしてファンの期待に応えた。

スパーリングを披露した那須川㊨

 試合前のスパーリングはこれで最後という那須川は「だいぶボクシングの動きになってきたと思うんですけど、みなさんどうですか?」と客席に問いかけて拍手を浴びた。「キックボクシングからボクシングに転向して、期待されたり、通用しないだろと言われたりしてますけど、気にしてません。勝つ自信しかない。みなさんぜひ試合を観に来てください」とファンにアピールした。

 3月上旬に2週間のラスベガス合宿、帰国してからはスパーリングを週3日と実戦練習を中心に準備を進めてきた。那須川は「キックのときはスパーをあまりしなかった。ボクシングに来てからは日々、試合をしているような感覚だった」というから、いい意味で緊張感のある毎日を送ったのだろう。その中で倒せるパンチのタイミングもつかめてきたという。

 ボクシングの技術とともに、体型もボクサーに近づいてきた。脚が少し細くなり、ふくらはぎは太く、上半身がたくましくなった。通常体重63~64キロから60~61キロくらいに減った。「いまできることはすべてやった」と那須川。天才と呼ばれる格闘家が4月8日、ボクサーとしてベールを脱ぐ。

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