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那須川天心デビュー戦まであと2日「僕の大会にしたい」 与那覇勇気「全部ちょうだいする」

2023年4月6日 15時07分

 4月8日の有明アリーナ「Prime Video Presents Live Boxing」第4弾の記者会見が6日、東京ドームホテルで開かれた。アメリカからトップランクのトッド・ドゥボーフ社長が来日。会場にはリングアナウンサーのジミー・レノン氏も姿を見せる中、出場10選手がそれぞれ抱負を語った。

それぞれマイペースだった那須川(左)と与那覇

 キックボクシングの王者からボクシングに転向する那須川天心(帝拳)はデビュー戦で日本バンタム級2位の与那覇勇気(真正)とS・バンタム級6回戦を行う。

 マイクを握ったキックの神童は「ボクシングをはじめて約半年、海外にも行ってボクシングの基本をイチから学んだ。もちろんボクシングは昔から取り入れていたけど、(本格的にボクシングを練習した)この半年は非常に有意義な時間だった。自分の中で足りないものをたくさん補えた」と転向後の半年を振り返った。

 試合の順番は第3試合とはいえ、このイベントの中心に那須川がいるのは間違いない。「こうやって大きな舞台でデビューさせてもらう以上、求められているものは分かっている。僕の強さだったり、あとは戦いだけじゃないところ、入場からすべてを通して僕の大会にしたい」と力強くコメントした。

 帝拳ジムの本田明彦会長は「プロテストのときの天心では、この相手ではきついと思った。でも、今は自信を持って送り出せる」と那須川の成長ぶりに太鼓判を押している。

 一方、キャリア最大のビッグチャンスを手にした32歳、与那覇(12勝8KO4敗1分)は「試合が決まっただけで大きな反響をいただいた。それは那須川選手ありきで感謝しているけど、そこを全部ちょうだいしたいと思います」と本当にワクワクした様子で話した。

 那須川が1週間前で後楽園ホールで披露した公開スパーリングの映像を見て、「しんどいときにあれだけのパフォーマンスをするのはすごい」と那須川のスピードを認めた上で、「魅せようと思えば思うほど自分としてはありがたい。倒しやすくなると思う」と強打爆発を誓った。

 イベントの模様は8日(土)18時からアマゾンのPrime Videoでライブ配信される。1万5500人収容の有明アリーナのチケットはほぼ売れていて、当日券は13時30分から会場で販売される。

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