March
29
Friday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

18°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 堤駿斗「1本目をしっかり取る」 あす最速記録かけ東洋太平洋フェザー級王座決定戦

堤駿斗「1本目をしっかり取る」 あす最速記録かけ東洋太平洋フェザー級王座決定戦

2023年5月30日 15時12分

 あす31日後楽園ホールで開催される「Life Time Boxing Fight 14」の計量が30日、日本ボクシングコミッションで行われた。メインの東洋太平洋フェザー級王座決定戦に出場する同級2位の堤駿斗(志成)は57.0キロ。同3位ジョー・サンティシマ(フィリピン)は56.5キロでリミットの57.1キロをクリアした。

堤(左)はパワフルなサンティシマをどう料理するか

 大型ホープの堤が国内最速となるプロ3戦目での東洋太平洋王座獲得の記録をかけ、サンティシマとのフェザー級王座決定戦に臨む。計量後に取材に応じた堤は「ベルトを見てタイトル戦という実感がわいた。何戦目ということではなく、巡ってきたチャンスをつかみ取る気持ち」とこれまで通り記録は気にせず、試合に集中する決意を口にした。

 対戦相手のサンティシマ(22勝19KO5敗)は20年2月、WBO・S・バンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)に挑戦して11回TKOで敗れた経験を持つ実力者。堤はプロ初のKO勝利を期待する声を十分理解しながらも、「テーマは自分のボクシングをして流れの中でチャンスをつかむ」とあくまで距離を取ったスマートなボクシングを貫く考え。サンティシマが振ってくるタイプの選手だけに、堤がどう料理するかが見ものだ。

 言うまでなく、世界を狙う堤にとって今回の東洋太平洋タイトルマッチは通過点。大きな期待を背負う23歳は「1本目をしっかり取るぞと気持ちが引き締まった」と“1本目”を強調した。試合の模様はABEMAで無料ライブ配信される。

Related article
関連記事