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スタミナアップに自信の保田克也、あす初王座戦 WBO-APライト級

2023年6月2日 16時07分

 WBOアジアパシフィック・ライト級王座決定戦(3日・後楽園ホール)の前日計量が2日、JBC(日本ボクシングコミッション)で行われ、同級1位の保田克也(大橋)と同級2位アピチェット・ペッチマネー(タイ)がともに61.0キロで合格した。この一戦は第3回WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXTのメイン。あすはU-NEXTで第1試合(18時)からライブ配信される。

タイトル初アタックの保田を挟んで大橋会長と鈴木トレーナー㊨

 中央大学出身のサウスポー保田はプロ12戦目で挑む初のタイトルマッチ。ここまで10勝7KO1敗で、唯一の黒星は現日本王者の仲里周磨(オキナワ)に判定負けしたもの。大舞台に向けた調整は順調だったようで、「水抜き後に声もかすれない、最後まで元気にやれました」とまずは仕上がりに納得している。

 アマチュアのロンドン五輪ウェルター級代表、鈴木康弘トレーナー(35歳)とコンビを組む。現役時代の同氏が自衛隊体育学校で取り組んでいた耐乳酸トレーニングで鍛えてきた。鈴木トレーナーによると、疲れている状態でもしっかりとしたパンチを打つことなどを目的としたサーキットトレーニングで、「これをやって試合に臨むと手数も脚の動きも全然違った」という。「鈴木君が来て、今までにない練習ができた」とは大橋秀行会長の証言。

 保田も「スタミナに自信が付きました」と話し、「あすはその成果を出すためにも後半に強さを見せたい」とのこと。タイトル奪取に燃えている。相手のアピチェットは15戦全勝(5KO)の選手。豊富なアマチュア経験があり、WSBにも出場していたという。保田とアピチェット、好勝負が期待できそうだ。

プロ4戦目の藤田

 またセミのフェザー級8回戦に出場する藤田健児(帝拳)とダニエル・ニコラス(比)もともにリミット内でパス。アマチュアで大ベテランの域に達していた藤田はこれがプロ4戦目となる。フェザー級では松本圭佑(大橋)、堤駿斗(志成)とアマチュアの元トップが立て続けに王座に到達。「焦る気持ちもありますが、そこはいい刺激にしたい」と藤田は落ち着いていた。

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