堤聖也が日本バンタム級王座V3 新鋭 増田陸との激戦制す 12.26穴口一輝とトーナメント決勝
2023年8月30日 21時27分
2023年8月30日 20時29分
WBOアジアパシフィックS・ライト級王座決定戦が30日、後楽園ホール「フェニックスバトル103」で行われ、元日本、WBO・AP王者の井上浩樹(大橋)がアブドゥラスル・イスモリロフ(ウズベキスタン)に10回2分11秒TKO勝ち。王座返り咲きに成功した。
井上兄弟の従兄弟、浩樹が20年7月の日本王座陥落以来、3年ぶりにタイトルマッチのリングに上がった。体格で上回るサウスポーの浩樹がジワジワとプレッシャーをかけ、力強いワンツーを打ち込む立ち上がり。ガードを固めてゆったりしたリズムを刻むイスモリロフは2回、ボディへのジャブからパワフルな左フックを叩き込み、ペースを上げていくと予感させた。
イスモリロフは3回、サウスポーでスタート。ボディジャブ、鋭いワンツーを打ち込んで浩樹を下がらせる。4回は右構え。浩樹はワンツー、ボディへの左ストレートで攻めるが、イスモリロフは左フック、右をヒット。静からいきなり動という動きで浩樹に迫る。5回も右ストレート、左フックを浩樹に決めた。
浩樹は6回、脚を使いながら手数を増やし、左ボディ、左アッパーを使ってペースをつかみにいく。浩樹がいい攻撃を見せれば、イスモリロフも相変わらずいいパンチを決める。8回、イスモリロフがボディブローからチャンスをつかみ、浩樹に襲いかかった。弱気な表情を見せた浩樹だが、ここは打ち返して反撃した。
9回、今度は浩樹が左ショート、右フック、ボディ打ちを決めてチャンスをつかんだ。イスモリロフはロープ、コーナーを背負うシーンが増える。10回、浩樹は右ボディで攻め、右ボディでダウンを奪う。立ち上がったイスモリロフは反撃に出るが、浩樹が打ち勝って2度目を追加。さらに3度目を奪って勝負を決めた、
31歳の浩樹は今年2月、2年半ぶりにカムバックして2戦目でタイトル獲得。勝利の瞬間、リング上で喜びを爆発させた。17勝14KO1敗。最後まで不気味だったイスモリロフは10勝6KO2敗。
井上浩樹の話「こんな僕が前に出て打ち合ってる姿は見たことがないと思うので、ある意味ブレークスルーができたのかなと思う。ほんとにあきらめそうになったけど、それでは引退する前と同じだと思ったので死ぬ気で自分を変えようと思った」
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