現地時間25日、デンマーク・コリングのシドバンク・アリーナにてWBC世界スーパーミドル級挑戦者決定戦が行われ、WBC4位のヤコブ・バンク(デンマーク/168ポンド)がWBC16位のパウリヌス・ンジョロニム(ナミビア/166ポンド)に5ラウンド1分19秒KO勝利を飾った。

日本のリングに上がった経験を持ち元世界ランカーでもある、アリ・ウーバーリ(フランス)レフェリーが裁く一戦は、お互いが保持する地域王座(バンクのWBOグローバル王座とンジョロニムのWBOアフリカ王座)はかけられず。初回、身長とリーチで勝るンジョロニムは破壊力のありそうなパンチを出しながら距離を詰め、バンクは軽快なフットワークを駆使しながらコツコツとパンチを出していく。
1発食えば終わりそうなンジョロニムのプレッシャーを嫌がっているようにも映るバンクだが、持ち前のハンドスピードを生かし鼻先にパンチを当てていった。迎えた5ラウンド早々、バンクの左ボディーフックが入るとンジョロニムは後ずさりし、右ひじを下げ効いた様子。ロープに詰めたバンクが追撃する。やはり先のボディーが効いていたか、明確な有効打はないもののンジョロニムが自ら膝を付きダウンし、そのままテンカウントを聞いた。
現在、正規王座に就くクリスチャン・エンビリ(フランス)への挑戦権を手にしたWBO3位、IBFでも8位にランクされる25歳のバンクは19戦全勝11KO。昨年9月にタイロン・ツォイゲ(ドイツ)、1月にウィリアム・スクール(キューバ)と元世界王者を連破したデンマーク期待のバンクがいよいよ世界戦線へ歩を進める。一方、呆気ない結末を見せた39歳のンジョロニムは20勝18KO2敗。


