15日、東京・後楽園ホールで行われた「TREASURE BOXING PROMOTION13」セミファイナルの日本S・ウェルター級タイトルマッチ10回戦は、王者・左右田泰臣(EBISU K’s BOX)が6位の辻本純兵(帝拳)に98-92、98-92、99-91の大差3-0判定勝利。王座の初防衛に成功した。

辻本の挑戦を跳ね返した左右田㊨
引きながら右ショートカウンターを狙う左右田が初回にヒットを奪えば、右強打を上下に散らす辻本は2回に右フックをクリーンヒット。しかし、挑戦者をおびき寄せながらショートコンビネーションを決めていく左右田に、辻本は間合いをうまく掴めなくなっていく。
5回に左右田の右がヒットすると辻本は鼻の横から出血。この回終了後の公開採点でジャッジ三者に49-46と評価された左右田は、引き続き下がりながら右を見せておいて左フックを上下にヒット。辻本の連打はハイガードでしっかりとブロックしていく。
辻本も上下に散らしての攻めで挽回を図るものの、左右田はクリンチ際に巧みに左ショートフックをねじ込んでペースを渡さない。8回、右目上もカットした辻本は出血もひどくなり、ドクターチェックを受けた。
その後も、右強打で逆転を狙う辻本を、引いて寄せてかわした左右田が折々でコンパクトな右と左フックをヒット。派手な動きは皆無だが、間合いづくりの上手さで辻本を翻弄した。
「ポジティブな意味で判定勝ちをしたかった。最後は辻本選手の想いを迎え打つことができて気持ちよかった」と語る38歳の左右田10勝5KO2敗1分。初の王座挑戦が実らなかった辻本(32歳)は12勝8KO3敗3分。

KO負けを喫した帝尊
■元王者帝尊、ボディーブローに沈む
◇171ポンド契約8回戦
キム・ドンウ(韓国)[KO3回2分57秒]帝尊康輝(川崎新田)
OPBF・S・ミドル級1位の元日本、WBO-AP王者帝尊が、移籍初戦を飾れず。ノーランカーのキムに10カウントを聞かされた。
上体を柔らかく使う意思を感じさせる帝尊が、左ストレートを軸に攻めていこうとするが、のらりくらりと動いてリターンを狙うキムを捕らえられず。キムは頻繁にサウスポーにスイッチしながら帝尊の打ち終わりの甘さを狙った。
3回、逆に前に出たキムが、サウスポースタンスからの連打の中で左ボディーアッパーを繰り出すと、これがみぞおちに決まり、ダメージを受けた帝尊は、ヒザを着いたままカウントアウトされた。キム(34歳)は6勝5KO3敗1分。帝尊(33歳)は19勝15KO7敗3分。

パワフルなファイトでプロデビュー戦に勝利した田口㊨
◇女子ミニマム級6回戦
田口心温(KODLAB)[TKO6回32秒]レンズ・ダッケル(比)
◇東日本新人王予選S・フェザー級4回戦
尾上剣清(ワールドスポーツ)[判定3-0(39-37、40-36、40-36]日向和輝(ワタナベ)
◇東日本新人王予選フェザー級4回戦
高木ギッティチャイ達也(RK蒲田)[TKO1回2分53秒]根来飛向(鴻巣茂野)


