ハッピーバースデイ、藤原茜が戴冠 OPBF女子S・バンタム級戦

18日夜後楽園ホールのメインはOPBF女子S・バンタム級王座決定戦(8回戦)。この日が39歳の誕生日だった藤原茜(ワタナベ)がチッタマート・ポンムター(タイ)に3-0判定勝ち。自身3本目となるベルトを手にした。

チッタマートを攻める藤原㊨

開始から近づいて右をねじ込んだ藤原だが、2回にチッタマートの大きな右フックをカウンターされてダメージを負う。その後もチッタマートの右に脅かされながらも藤原はコンパクトな構えから手数を出して挽回。今度はチッタマートが鼻血を流したが、それでも時折振り回す左右には威力があった。4回を終えて発表されたスコアは全ジャッジが38-38のイーブン。

後半も展開はあまり変わらない。藤原がじりじりと出て、チッタマートはのらりくらりと対応する。相手の変則パンチにも慣れた藤原が随所に右をヒットしてポイントをあげた。最終的なスコアは77-75、78-74、78-74で藤原の勝ちを支持していた。

試合後は涙声で「ボクシングが本当に大好き。できるものならあと5年も10年もやりたい」とボクシングへの思いを語った藤原。自らの拳で誕生日を祝い、戦績を10勝3KO5敗1分とした。フェザー級でWBO-APと日本の王座に就いた経験を持つ。チッタマートは11勝7KO15敗。

■中川強烈KO
◇フェザー級8回戦
中川公弘(ワタナベ)[3回2分40秒]三尾翔(グリーンツダ)
試合は開始から中川のマイペースだった。ゆったりとしたリズムで三尾を幻惑し、いきなり繰り出す右ストレート、オーバーハンドを自在に決めていった。三尾も小さくシャープな動きを持っているが、中川の左ジャブにけん制されてしまう。迎えた3回、中川が右フックを不意に放つと、アゴをとらえられた三尾は真下に落ち、即座に試合終了となった。

タイトル再挑戦を目指す中川は13勝7KO7敗2分。三尾は7勝5KO7敗。

◇ライト級8回戦
柳堀隆吾(花形)[判定3-0(77-75、79-73、80-72)]中村駿(ワタナベ)
元ランカーの柳堀がスムーズな左ジャブを連打してリード。差し合いで上を行かれた中村は手数が減り、時折右の合わせ打ちを好打するが、柳堀を止められない。5回に中村は左フックを連発し、試合の流れを変え始めた。しかしベテラン柳堀は気力が落ちず、しっかりと打ち合って対抗。主導権を譲り渡すことなく8ラウンズをクルーズした。

今年3月の富岡樹(角海老宝石)戦からの再起を果たした柳堀は12勝2KO6敗。中村は3連勝でストップし8勝4KO6敗2分。

◇S・フェザー級6回戦
アズマー田中(FLARE山上)[負傷判定5回1分3秒]壬生狼(ワタナベ)

◇60キロ契約4回戦
中島駿(ワタナベ)[引き分け]木曽俊哉(EBISU K’s BOX]

◇東日本新人王予選フライ級4回戦
井野慶信(スターロード)[判定]國田虎之朗(セレス)

◇東日本新人王予選L・フライ級4回戦
児島義輝(角海老宝石)[判定]下村京一郎(協栄)

ボクシングビート最新号

7月15日(水)発売!

試合結果(日本語)
シェアする
OFFICIAL SNS
タイトルとURLをコピーしました