「U-NEXT BOXING6」(20日・両国国技館)の試合前会見が18日、都内のホテルで開かれ、トリプル世界戦に出場する各選手が好調をアピールし、抱負を述べた。

トリプル戦に出場する選手。左から寺地、ゴンサレス、増田、比嘉、岩田、バディージョ
メインのWBAバンタム級王座決定戦で対戦する同級1位増田陸(帝拳)と同級2位比嘉大吾(志成)は、増田側の浜田剛史・帝拳代表が「一発の威力は増田、連打は比嘉君。当日はこれにプラスアルファの力が出たほうが勝つのでは」と見立てを明かすと、比嘉の野木丈司トレーナーが「(比嘉の)沖縄の先輩、浜田剛史さんが世界タイトルを獲得した試合をそのまま重ねたい」と伝説の浜田-アルレドンド第1戦をあげた。ちょうど40年前のWBC・J・ウェルター級戦は挑戦者浜田が1ラウンドKO勝ちで世界タイトルを獲得。このときは速戦即決だったが、野木トレーナーのいわんとするところは「覚悟」だ。
増田-比嘉、タイプの異なるハードヒッター同士の一戦への興味をますますかき立てられるやり取りだった。
WBO世界S・フライ級王座決定戦で3階級制覇に挑む寺地拳四朗(BMB)は、「キレが増して自信が付いている」とS・フライ級に上げた好感触を口にした。相手のイスラエル・ゴンサレス(メキシコ)はこの日もサングラスをかけており、あまり表情がうかがえないが、「特に(寺地の)印象について語ることはないが、しっかりとやるべきことをやる」と落ち着いて答えた。
WBC世界L・フライ級王座の初防衛がかかるチャンピオン岩田翔吉(帝拳)は、担当の田中繊大トレーナーが「世界タイトルを獲ってから非常にいい状態で来ています。相手の出方にもよりますが、皆さんが驚くような試合を見せられると思う」とチャンピオンの成長ぶりを証言。挑戦者のエリック・バディージョ(メキシコ)は「人生をかけたチャンス」とこの日も強調し、「肺が4つあると言ってもいい状態」とメキシコの高地合宿で培った豊富なスタミナを自慢していた。



