中国・杭州で開催中のアジア大会で57キロ級に出場の原田周大（専修大）が4日、タイ選手に勝利して決勝進出。上位2名に与えられるパリ五輪の出場権を手に入れた。今大会でパリ五輪出場に内定したのは71キロ級の岡澤セオン（INSPA）に次いで2人目。

　岡澤は決勝で相手選手が棄権したため金メダルが確定。アジア大会での金メダル獲得は94年の広島大会60キロ級の八重樫剛さん以来29年ぶりとなった。

　また、51キロ級の坪井智也（自衛隊）は準決勝でリオデジャネイロ五輪金メダリストのハサンボイ・ドゥスマトフ（ウズベキスタン）に敗れ銅メダル。今大会でパリ五輪出場権は手にできなかった。