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連覇を狙う片岡雷斗はライバル中山聖也と対決 札幌のインターハイきょう決勝

2023年8月4日 9時12分

 全国高校総体(インターハイ)のボクシング競技は7月30日から札幌市北ガスアリーナで連日熱戦が展開されてきたが、いよいよ本日が決勝戦。3日の各階級準決勝戦を勝ち抜いた男子8階級、女子3階級の22人の選手たちが高校日本一の座を懸けて激突する。

片岡(右)は佐々木鞍馬に勝つも4-1判定は意外

 L・フライ級はディフェンディング・チャンピオンの片岡雷斗(千葉・習志野)は準決勝では佐々木鞍馬(福井・武生商工)を4-1判定に下した。決勝ではUJからのライバル、中山聖也(福岡・東福岡)と対戦する。昨年のピン級優勝者中山は1階級上げて片岡に挑む。この日は不戦勝で勝ち名乗りを受けている。兄の中山紘一(バンタム級)とともに兄弟同時制覇がかかる。

2階級制覇を狙う秋元(右)は川端に完勝

 同じように昨年の優勝者同士が対決するカードがもうひと組。L・ウェルター級の吉住将丈(宮崎・日章学園)が再び秋元啓介(青森・青森山田)を迎え撃つ。昨年ライト級優勝の秋元は春の選抜大会から1階級上げ、決勝で吉住と接戦を演じたが判定負けを喫している。雪辱と2階級制覇を狙う今回はさらに成長のあとが顕著で、準決勝では川端響也(沖縄・名護商工)を速い動きに乗せて右リードブローを多用し5-0判定で快勝した。

ミドル級イェシュアは2回にフィレモンを倒し逆転RSC勝ち

 堀江耀斗(奈良・王寺工)、川村萌斗(新潟・開志学園)、シルバ イエシュア(栃木・作新学院)は春の選抜優勝者。女子ではバンタム級國府縞鈴(熊本・開新)が女子ジュニア、選抜大会に続く全国大会3冠目にトライする。
決勝カードは以下の通り。午前11時から競技開始となる。

■男子 
ピン級 安食諒哉(山形・日大山形)-岩井大地(大阪・興國)
L・フライ級 片岡雷斗(千葉・習志野)-中山聖也(福岡・東福岡)
フライ級 圖師安蓮(宮崎・日章学園)-太田在音(大阪・興國)
バンタム級 熊本風真(兵庫・西宮香風)-中山鉱一(福岡・東福岡)
ライト級 堀江耀斗(奈良・王寺工)-伊達勇次郎(埼玉・花咲徳栄)
L・ウェルター級 吉住将丈(宮崎・日章学園)-秋元啓介(青森山田)
ウェルター級 川村萌斗(新潟・開志学園)-山田幸多(奈良・王寺工)
ミドル級 川端響喜(鳥取・米子)-シルバ イエシュア(栃木・作新学院)

■女子 
L・フライ級 堀 琉榎(三重・白山)-及川美来(東京・駿台学園)
バンタム級 國府縞鈴(熊本・開新)-廣田まり香(香川・高松工芸)
ライト級 山崎亜姫(北海道・札幌工)-岡山さくら(兵庫・ 西宮香風)

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