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中谷潤人“ていねいに”徹底して大差判定勝ち 今後「S・フライ級でやるなら統一戦を」

2023年9月19日 1時02分

 WBO・S・フライ級王座の初防衛に成功した中谷潤人(M.T)は18日の試合後、「判定ですけどダウンを奪えて勝てたのは良かったと思う」と挑戦者アルヒ・コルテス(メキシコ)に3度のダウンを奪って大差判定勝ちした試合を振り返った。会見には同じリングで勝利した盟友、アンソニー・オラスクアガ(米)が同席し、和やかなムードに包まれた。

中谷は盟友“トニー”と試合後に記者会見

「もっと好戦的にくると思った」というコルテスが意外に出てこなかったのは、中谷が今回のテーマである「ていねいに」を徹底して、アウトボクシングを最初から最後まで貫いたからだろう。5回にダウンを奪ったあとパンチをもらったシーンを振り返り、「バランスが崩れたときにいいパンチをもらってちょっと効いた部分もあった。コルテスは最後までずっと危ない選手だなというのがあって集中した」と挑戦者を最後まで警戒していたと明かした。

 課題を問われると、「ボディが効いているなら上を打って下を打つとか、もっとスマートにフェイントをかけたりとかできれば良かったと思う」とした上で、「12ラウンドを通してこのパンチが当たるかなというパンチを何発か出していたのでそれは良かったと思う」と良かったところを挙げた。

 前日計量で減量が苦しそうに見えた影響については、「減量はきつかった」と認めながらも、「12ラウンドしっかり戦えたので減量のせいだとは感じなかった。ダウンも奪えてダメージも与えられたので経験になったのかなと思う」と総括。今後を問われると「S・フライでやるなら統一戦をやりたい」と希望した。

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