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11.15世界初挑戦のユーリ阿久井 ダラキアン撃破に向け国内トップ選手と“対応力”磨く

2023年10月24日 15時33分

 11月15日の「Prime Video Presents Live Boxing 6」(東京・両国国技館)でWBAフライ級王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)に挑戦する同級1位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が24日、東京・神楽坂の帝拳ジムで公開練習を行った。

阿久井(右)は要所を締めたスパーを披露

 阿久井は今月頭に岡山から上京、帝拳ジムでスパーリング合宿を行っている。最初の3週間は週5日というからかなりハイペースにも思えるが、1日6ラウンドが基本で、最高で8ラウンドをこなす阿久井にとってはいつも通りのペースだという。

 拳を交えたパートナーは帝拳の梶颯(S・フライ級タイトル経験者)、岩田翔吉(元L・フライ級地域3冠王者)、高見亨介(日本L・フライ級4位)に加え、日本フライ級王者の飯村樹輝弥(角海老宝石)と豪華な布陣。当初は22日で切り上げる予定が、26日まで東京合宿を伸ばした。阿久井は「調子の波はあったけど、順調にスパーリングができた」と落ち着いた様子で話した。

 曲者王者ダラキアンについて、阿久井は「やりにくいチャンピオンで、自分のペースでやってくる選手。相手に合わせるのではなく、こちらに合わさせたい」といかにペースを引き寄せるかがカギになると説明。「変則的なパンチと、まとめるときはまとめるのでそこも警戒したい」とも語った。

 この日は梶と3ラウンドのスパーリングを披露し、鋭いジャブや右カウンターを打ち込んで、仕上がりの良さを感じさせた。スパーリングをした梶は「タイミングとズドンとくる貫通力」と阿久井のジャブを表現。「ゆったりのリズムだったり急に速くなったり誘導されてうまくやられてると思った」とその実力に舌を巻いた。

 11月15日はメインではWBAバンタム級王者の井上拓真(大橋)が元IBF・S・フライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)と初防衛戦を行う。

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