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S・ミドル級新鋭パチェコ地元で苦闘KO勝ち 女子のクルスが2階級制覇

2023年11月20日 13時13分

 18日(日本時間19日)ロサンゼルス近郊イングルウッドのユーチューブ・シアターでマッチルーム・ボクシングとDAZNがイベントを開催。メインにS・ミドル級の新鋭ディエゴ・パチェコ(米)が出場。世界挑戦歴があるマルセロ・コセレス(アルゼンチン)と12回戦を行った。

 序盤、左ジャブから右を決めた地元ロサンゼルス出身のパチェコに対し、4回あたりからコセレスが前進しながら反撃。中盤、左フックを見舞うとパチェコの腰が落ちかける。しかし8回、粘るアルゼンチン人に右を命中させたパチェコは次の9回、一気にチャージ。右アッパーを浴びてコセレスを倒し、フルカウントを聞かせた。KOタイムは2分53秒。

 主要4団体でランクされ、最高位はWBO3位のパチェコ(22)は20勝17KO無敗。WBOインターナショナル&WBC合衆国S・ミドル級王座を守った。カネロ・アルバレスがトップに君臨し、来週25日にはライバルのデビッド・ベナビデスとデメトゥリアス・アンドラーデ(ともに米)が対決するS・ミドル級で、来年をめどに世界挑戦を目指す。19年11月に当時のWBO・S・ミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英)に挑んだコセレス(32)は32勝18KO6敗1分。

 セミのWBA女子S・バンタム級タイトルマッチは挑戦者エリカ・クルス(メキシコ)がチャンピオンのマジェリン・リバス(ベネズエラ)に接戦ながら2-0判定勝ちでベルト獲得。スコアは95-95、98-92、97-93でクルス。元WBA女子フェザー級チャンピオンのクルスは逆2階級制覇を果たした。

 セミセミのWBAインターコンチネンタル・バンタム級王座決定戦はジョナサン・ロドリゲス(米)が元WBA・S・フライ級王者カリド・ヤファイ(英=WBAバンタム級4位)に初回2分17秒KO勝ちを飾った。

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