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WBCミドル級王者チャーロ兄 判定勝ちで長期ブランク脱出 ローチがWBA・S・フェザー級王座奪取

2023年11月26日 14時40分

 ラスベガスのミケロブ・ウルトラ・アリーナで25日(日本時間26日)、デビッド・ベナビデスvs.デメトゥリアス・アンドラーデのアンダーカードで行われたWBCミドル級王者ジャモール・チャーロ(米=写真)の復帰戦は、チャーロがホセ・ベナビデスJr(米)に3-0判定勝ち。試合はノンタイトル10回戦ながらチャーロは2年5ヵ月に及んだブランクから復帰した。

チャーロ兄は復帰戦で大差判定勝ち

 試合は2回、連打でチャーロをロープへ詰める場面をつくったベナビデスに対し、3回からチャーロが左ジャブを口火にアウトボクシングでリード。以後も左右コンビネーション、ワンツーを浴びせるチャーロが引き離しをかける。

 デビッドの兄ホセは断続的に反撃打を返すが、後半ベナビデスは脚が止まり顔面の腫れが目立つ。そのままペースを掌握したチャーロが98-92、99-91、100-90のスコアで快勝した。

 契約体重を3ポンド以上オーバーしながら試合を強行したチャーロは33勝22KO無敗。コンピュータスタッツでパンチのヒット率40パーセントをマークしベナビデスの19パーセントに勝った。ベナビデスは28勝19KO3敗1分。

マティアスはIBF・S・ライト級王座V1成功

 同じリングのIBF・S・ライト級タイトルマッチは、王者スブリエル・マティアス(プエルトリコ)が指名挑戦者ショウジャホン・エルガショフ(ウズベキスタン)に6回開始TKO勝ちでV1に成功した。

 初回、左ボディーでマティアスをロープへ飛ばしたエルガショフが2回にもサウスポーから連打で王者を追い込む。しかし4回から形勢逆転。5回もボディーアタックで打ち勝ったマティアスに対し、エルガショフは6回開始ゴングに応じることができなかった。

 マティアス(20勝20KO1敗)は5試合連続で相手の棄権によるTKO勝ち。初黒星のエルガショフは23勝20KO1敗。

WBA・S・フェザー級はローチ(左)がガルシアから王座奪取

 同じくWBA・S・フェザー級タイトルマッチは、1位ラモント・ローチ(米)が王者エクトル・ルイス・ガルシア(ドミニカ共和国)に2-1判定勝ちで王座奪取。序盤、右を命中させるなどしたローチに中盤、サウスポーのガルシアが反撃を試みる。しかし11回、右で効かせたローチがチャージして優勢。最終回、左で王者をマットへ送ったローチが114-113、116-111、113-114のスコアでベルトを巻いた。Photo by SHOWTIME

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