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出田裕一が負傷判定でベルト死守 日本S・ウェルター級V2 小林柾貴は健闘及ばず

2024年2月13日 21時16分

 2024年チャンピオンカーニバルの開幕戦、日本S・ウェルター級タイトルマッチが13日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のメインで行われ、王者の出田裕一(三迫)が挑戦者1位の小林柾貴(角海老宝石)に7回1分47秒2-1負傷判定勝ち。2度目の防衛に成功した。スコアは68-66、67-66で出田、67-66で小林だった。

ベルトを守った出田(右)

 39歳のベテラン王者、出田が24歳でタイトル初挑戦の新鋭、小林を迎えた。出田はゴングと同時に前に出た。ボディをコツコツと打ち、クリンチ際もしつこいのはいつも通りだ。小林は2回、右フック、右アッパーを出田に打ち込んだ。

 出田のプレッシャーが強く、もみ合い、クリンチの時間の長い展開となった。3回は出田が右を決めるが、終了間際に小林の右強打がヒット。4回、小林がアッパーを決めて出田の動きを鈍らせ、出田も盛り返して連打で小林を下がらせる。5回は出田が右を決めた。5回終了時の採点は、ジャッジ1人が48-47で出田、49-46、48-47で小林の優勢とした。

 リードした小林だが、右目はかなり塞がってきた(偶然のバッティング)。6回は出田が右を決めて、小林がピンチ。フラフラになるが、思い切りパンチを打ち返して会場は大興奮だ。7回、出田が連打で小林に襲いかかる。1分すぎ、小林の右目が塞がり、ストップとなった。

 出田は18勝9KO16敗1分。小林は9勝4KO3敗。試合の模様はFODでアーカイブ配信、フジテレビ(関東ローカル)では17日(土)27時35分から放送。

◇S・ライト級8回戦
渡来美響(三迫)[TKO4回28秒]アリ・カネガ(フィリピン)

 日本S・ライト級5位の渡来が無敗のフィリピン同級1位のカネガと対戦。いつものL・字ガードでスタートした渡来は初回、脚を使いながらジャブを上下に打ち分け、カネガが前に出てきたところで右を決めてチャンスを演出。優位に立つと右、左フックと打ち込んで早くもカネガはダウン寸前だ。

攻撃を意識して解消の渡来

 2回、距離をキープする渡来は踏み込んでワンツー、カネガがヒザから崩れてダウンした。渡来は仕留めにいくが、ここはカネガが粘った。このあとも渡来は変幻自在のボクシングで圧倒し、4回に右ストレートから左フックと連打でカネガを倒し、レフェリーがノーカウントで試合を止めた。

 渡来は5勝3KO。勝利者インタビューで、アメリカ合宿前はディフェンス重視だったが、向こうのトレーナーのアドバイスで、今回は攻撃力を見せようと試合に臨んだことを明かした。「年内にうまくいけば日本タイトル」と話した渡来は「日本タイトルは通過点にすぎない」とも口にし、世界を目標に掲げた。初黒星のカネガは10勝6KO1敗1分。

◇フェザー級8回戦
廣瀬祐也(協栄)[2-0(77-75×2、76-76)]岩下千紘(駿河男児)

 サウスポー対決は岩下がジワジワ圧力をかけ、鋭いワンツーを打ち込んでいく立ち上がり。体格で上回る廣瀬はしっかりブロックしながら脚も動かし、2回から左のタイミングを合わせていった。

廣瀬(左)は後半強さを発揮して勝利

 スピードで上回る岩下は右アッパー、ボディ打ちを上手く混ぜて廣瀬のカードを崩そうとした。3回に鼻血を出した廣瀬も左ストレート、右フックで食い下がる。廣瀬はうまく間合いを取り始め、5回には左を立て続けにヒットした。

 6回は岩下が立て直したが、7回に廣瀬の左で岩下がピンチに。ここから廣瀬は攻め、フラフラの岩下もよく手を出したが、終盤を取った廣瀬に軍配は上がった。廣瀬は9勝4KO3敗1分。初黒星の岩下は7勝4KO1敗1分1無効試合。

◇ミドル級4回戦
吉野健二(角海老宝石)[TKO2分42秒TKO]伊吹遼平(三迫)

 俳優の伊吹吾郎さんの孫、伊吹がプロ3戦目。両者とも初回からアグレッシブに攻めた。2回、吉野が左フック、右ショートでチャンスをつかむが、伊吹も左フックで反撃、伊吹のパンチで吉野が左目上から出血した。

 ともにダメージを負いながら流血戦にして肉弾戦。吉野が3回に左フックを効かせて優勢に立つ。4回も吉野が優勢でストップとなった。吉野は2年3カ月ぶりの試合に勝利。2勝2KO3敗1分。昨年の赤井英五郎(帝拳)戦に続いて連敗の伊吹は1勝1KO2敗。

◇フライ級4回戦
川上拳汰(石川・立川)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]矢作海(角海老宝石)

◇S・フェザー級4回戦
村上雄哉(元気)[3-0(38-37×3)]鈴木直人(三迫)
観衆=1144人

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