IBFウェルター級王者ジャロン“ブーツ”エニス（米）がマッチルームボクシングと複数試合契約を結んだ。マッチルームが発表した。

　26歳のエニスは昨年1月、IBF暫定王座を獲得し、7月にロイマン・ビジャ（コロンビア）を下して暫定王座の防衛に成功。その後、4団体を統一した王者テレンス・クロフォード（米）が王座はく奪となり、正規王者に昇格した。

　戦績は31勝28KO1無効試合。リング誌のウェルター級ランキングでは王者クロフォード、1位エロール・スペンスJr（米）に次ぐ2位で、マッチルームのエディ・ハーン氏が「彼は偉大なパウンド・フォー・パウンドになると信じている」と期待するスーパースター候補だ。

　エニスはこれまでPBC傘下で、試合の模様は23年でボクシングから撤退したショータイムで放送されてきた。今後はマッチルーム、DAZNでキャリアを進めることになる。エニスの防衛戦は夏を予定。対戦相手と場所は近々発表される予定だという。