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元WBO・S・フェザー級王者の伊藤雅雪が引退表明 日本選手として37年ぶりアメリカで世界奪取

2022年7月29日 9時54分

元WBO世界S・フェザー級チャンピオンの伊藤雅雪(31歳、横浜光=本名伊藤雅之)が29日、自らのSNSで引退を表明した。

タッグを組んだエルナンデス、岡部トレーナーとともに

高校時代までバスケットボール選手だった伊藤は部活動引退後にボクシングをはじめ、駒澤大進学後の09年5月にプロデビュー。持ち前のスピードと運動能力、反射神経の高さで頭角を現し、12年の全日本フェザー級新人王に輝いた。

15年にOPBF・S・フェザー級王座を獲得し、16年大みそかにはWBOアジアパシフィック王座を吸収。18年7月28日、米フロリダ州キシミーでクリストファー・ディアス(プエルトリコ)とのWBO・S・フェザー級王座決定戦を制して世界王座に就いた。日本人選手がアメリカで世界王座を獲得するのは81年の三原正以来、37年ぶりの快挙だった。

世界タイトルを獲得して歓喜の伊藤

翌年5月、2度目の防衛戦でジャメル・ヘリング(米)に敗れて王座陥落。再起をかけて20年12月には自らライト級ウォーズを仕掛けるも三代大訓(ワタナベ)に判定負け。今年4月、OPBF&WBOアジアパシフィック・ライト級王者の吉野修一郎(三迫)に挑戦して敗れた試合がラストファイトになった。戦績は27勝15KO4敗1分。Photos by SUMIO YAMADA

世界王座を獲得した28日に引退を発表した伊藤はインスタグラムで「プロのライセンスだけがほしいと思ってボクシングを始めた18歳の少年が、世界チャンピオンにまでならせて頂き、そして本当に多くの方々に大きな応援を頂けた事に感謝しかありません」などとコメント。全文はこちらから→https://www.instagram.com/p/CgirCulv3Wk/?hl=ja

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