井岡一翔がIBF王者マルティネスとS・フライ級2団体統一戦 7.7七夕決戦 in 両国国技館
2024年4月22日 14時17分
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人気ボクサー、ライアン・ガルシア(米)が20日、元ライト級4階級制覇王者デビン・ヘイニー(米)を下した一戦は世界に衝撃をもたらした。明暗分かれたガルシアとヘイニーは今後どのような道を歩むのだろうか。
ガルシアは前日計量でS・ライト級リミットを3.2ポンド(1.45キロ)オーバーで失格。トレーニング中からビールを飲むなど、その振る舞いには批判が集まっているが、ESPNによると、ガルシアは「脱水症状だった。減量で死ぬべきだったが、口に水ぶくれができて神が私を守ってくれた。毎日体重を作るのが大変だった」と計量失格は減量の厳しさが原因だと強調した。
プロ32戦目で初のダウンを3度喫し、判定負けしたヘイニーはSNSで「私は戻ってくる」と復活をアピール。トレーナーの父ビル・ヘイニーは「私はライアン・ガルシアが優れたファイターであると常々言ってきた。彼とはアマチュアで対戦して3勝3敗だ。彼はみんなに頭がおかしいと思わせたので、優れたインフルエンサーだと思う。彼が狂っていないことは分かっていた。私たちは強く再戦を望んでいる」とコメントした。
ガルシアはウェルター級進出、さらにはS・ウェルター級王者セバスチャン・フンドラ(米)の名前まで挙げており、ヘイニーと再戦する場合はウエートの交渉が大きなハードルとなりそう。
ガルシアの今後となると、一度敗れているWBAライト級王者ジェルボンテ・デービス(米)との再戦も注目されるが、ガルシアがウェルター級に上げるとなると見込みは薄い。指摘され続けるメンタルヘルスも気になるところだ。
今回の試合前の愚行、体重超過には数多くの批判も集めるガルシアだが、ヘイニー戦の“勝利”で「お金を稼ぎたい選手がいたら、ライアンと戦わなければならない」(オスカー・デラホーヤ氏)という状態に。インスタグラムのフォロワー1114万人の人気者がさらにステージを上げたのは間違いない。
一方、ヘイニーはWBC・S・ライト級王座を保持しており、もしクラスを上げないならサンドル・マーティン(スペイン)との指名試合がオーダーされる模様。いずれにしてもすべては「決定権を握った」ガルシア次第になりそうだ。Photo by SUMIO YAMADA
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