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ナバレッテvs.バルデス&エスピノサvs.ラミレス 12.7アリゾナで2リマッチ

2024年10月17日 22時12分

 12月7日、米アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで開催される2つの世界タイトルマッチが主催のトップランクから発表された。メインはWBO・S・フェザー級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)vs.同級暫定王者オスカル・バルデス(メキシコ)。ダブルヘッダーとしてWBOフェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)vs.前王者ロベイシー・ラミレス(キューバ)が組まれた。

 ナバレッテとバルデスは昨年8月に対戦し、ナバレッテが3-0判定勝ちで防衛に成功。その後ナバレッテは11月に現WBC王者のロブソン・コンセイサン(ブラジル)とドローでタイトルを守った後、今年5月に4階級制覇を狙ってWBOライト級王者デニス・ベリンチク(ウクライナ)に挑んだが判定負けに終わった。元2階級制覇王者バルデスとの再戦に臨む。“バケロ”(カウボーイ)ナバレッテ(38勝31KO2敗1分)は「またこのクラスで実績を築いてチャンスがあれば再び135ポンド(ライト級)に進出したい」とコメント。

 前回敗れたバルデス(32勝24KO2敗)はナバレッテとダウン応酬の激戦を演じたリアム・ウィルソン(豪州)に3月、7回TKO勝ちで暫定王者に。「初戦で負けた後も規律正しいトレーニングを行ってコンディションを整えている。タフなチャレンジだけど不可能はない」とリベンジと王座返り咲きを目指す。

 エスピノサvs.ラミレスもリマッチ。昨年12月フロリダ州で行われた初戦で中盤ダウンを喫したエスピノサが立ち直り最終回にダウンを奪い返して2-0判定勝ち。185センチの長身王者エスピノサ(25勝21KO無敗)は6月に初防衛を果たした。「ファン同様にこのリマッチを待ち焦がれていた。100パーセントのトレーニングを実行している」と抱負を語る。

 一方、五輪連続金メダリストからプロに転向したラミレス(14勝9KO2敗)は6月にランカーを倒して復帰。「前回はすごくクロスファイトだった。私に対する疑問をすべて消し取ってタイトルを奪回する」と勝利を誓う。

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