カネロも避けた「メキシカン・モンスター」デビッド・べナビデス 今週末注目のライトヘビー級戦
2025年1月28日 14時29分
2025年1月27日 17時42分
帝拳プロモーションは27日に都内ホテルで会見を開き、3月13日(木)に東京・両国国技館で軽量級トリプル世界戦「U-NEXT BOXING2」を行うことを発表した。
カードは以下の通り。
◆WBC・WBA世界フライ級王座統一戦
WBC王者 寺地拳四朗(BMB)×WBA王者 ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
◆WBO世界フライ級タイトルマッチ
アンソニー・オラスクアガ(アメリカ/帝拳)×京口紘人(ワタナベ)
◆WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ
岩田翔吉(帝拳)×レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)
また、プロ転向するアマチュア世界選手権金メダリストの坪井智也のデビュー戦も行われる。当日はU-NEXTが独占ライブ配信を行う。
メインでは日本人世界チャンピオン同士による統一戦が決まった。昨年10月にクリストファー・ロサレス(ニカラグア)を11回TKOで破り、2階級制覇を達成したWBC王者の寺地と、WBA王座2度防衛中の阿久井が激突する。寺地がフライ級王座を獲ってから対戦の噂があったが、いざ正式決定して「モチベーションが上がる」(寺地)「このチャンスをつかむしかない」(阿久井)と意欲に燃える。
以前からスパーリング経験のある二人だけに「フィジカル、パンチが強く、ガードもしっかりしている」(寺地)「左ジャブ、カウンターもうまい」(阿久井)と互いに相手の特徴を実感しているが、スパーリングと試合とでは異なるということも理解している。とくに、過去のスパーリングで分が悪かったと認める阿久井は「相性が悪いと言えばアレですが、僕ができることもある」と本番で覆すつもりだ。
これが世界戦17試合目となる寺地は阿久井に勝ち、ライトフライ級時代からの念願の4王座統一に進みたい考え。一方の阿久井は「V3戦で(統一戦は)早くも来たという感覚」と正直に語り、「KO勝利を目指して頑張ります」。
WBOフライ級戦は京口が3階級制覇をかけてオラスクアガに挑む。オラスクアガについて「フィジカル、パンチ、タイミングもいい。強く、すばらしいチャンピオン」と讃える京口。フライ級に転向して以降、このクラスで戦える体を着実につくってきた京口にとって、やりがいのあるチャレンジである。
オラスクアガに勝てばまたフライ級で統一戦がクローズアップされることになろうが、京口は「とにかく今は目の前のチャンピオンに勝つことだけを考えています」と3.13挑戦にフォーカスしている。WBCバンタム級王者中谷潤人(M.T)の兄弟分としても知られ、日本で人気上昇中のオラスクアガはこれがタイトル2度目の防衛戦。23年4月の寺地戦から5試合連続で日本のリングに上がる。
WBOライトフライ級戦は岩田の初防衛戦。指名挑戦者サンティアゴは元WBO暫定チャンピオン。昨年10月、ハイロ・ノリエガ(スペイン)を3回TKOで下し、念願の世界王座に就いた岩田は、ベルトを獲ってから一層ボクシングが楽しくなったという。技術面のみならずスタミナやフィジカル面の強化にも手ごたえをつかんでおり、「より強くなった姿を見せたい」と抱負を述べた。
岩田はIBF王者の矢吹正道(LUSH緑)との統一戦をアピールしているが、この日の会見でも「僕は矢吹選手と試合がしたい」と語り、今回いいパフォーマンスを見せて、さらに対戦の機運を高めるつもりだ。「(サンティアゴは)スタミナ、スピードがあるのでしっかり捕まえてKOしたい」とチャンピオンは語っていた。
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