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マロニー戦近づく那須川天心「試合で何が起きても大丈夫なように」 公開練習でみっちり動く 

2025年2月12日 17時16分

 「Prime Video Boxing11」で前世界王者ジェイソン・マロニー(豪)とバンタム級10回戦で対戦する那須川天心(帝拳)が12日、都内のジムで練習を公開した。

ゴンサレスに右を差し込む那須川㊨

 近年こうした試合前の公開練習はスパーリングを省略したりしてあっさりしたものになっているが、那須川はこの日も3ラウンドのスパーリングを含む12ラウンドしっかりと動き、詰めかけたメディアに好調ぶりをアピールした。

 スパーリングの相手はアレハンドロ・ジャイル・ゴンサレス。WBCシルバー王者で世界7位、先日は坪井智也(アマチュア世界選手権優勝)のプロテストでパートナーを務めたメキシカンだ。サウスポーの那須川は右ジャブ、近場で鋭く振る左ブローを多く繰り出し、また脚がしっかり動いていた。本番まで2週間をきったが、順調に仕上げている様子がうかがえた。

 ここまで、下半身と上体の連動やバランスを意識したトレーニングでボクサーとしての幅を広げてきた那須川。試合で起こることに臨機応変に対応するために必要な基本を積み上げている。那須川はマロニーとの試合が頭脳戦になると考えているようだが、「何が起きても大丈夫なようにやっています」。

 マロニーは昨年5月に武居由樹(大橋)に敗れるまで世界チャンピオンだった経験豊富なベテラン。「元世界チャンピオンで那須川のレベルを測りやすい相手」(浜田剛史代表)というマロニーとプロ6戦目のホープがどんな試合を繰り広げるか楽しみだ。

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