WBCは14日までに前WBCフェザー級王者アブネル・マレス（メキシコ＝米）とランク2位ジェイソン・べレス（プエルトリコ）による挑戦者決定戦を締結するよう両陣営に通達した。

　マウリシオ・スライマンWBC会長によると、交渉がまとまらないケースは今月29日メキシコシティで入札が開催される。王者ジョニー・ゴンサレス（メキシコ）は来週土曜日24日、クリーブ・アットウェル（ガイアナ）を相手に防衛戦を予定している。

　マレス（26勝14KO1敗1分）は昨年ゴンサレスにショッキングな初回KOで王座を奪われた後、ダイレクトリマッチが内定していた。しかし負傷を理由に辞退。その後試合スケジュールが立っていない。一方のベレス（22勝16KO無敗）はマレスの前の王者ダニエル・ポンセデレオン（メキシコ）に挑戦が決まっていながらプールで転落するアクシデントで消滅。その後2連勝している。マレスをプロモートするGBPと新鋭ベレスを擁するミゲール・コット・プロモーションとの交渉が注目される。