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キコ・マルティネスが長谷川戦を語る

2014年5月13日 17時35分

 4月23日大阪で長谷川穂積(真正)を7回TKOで下して2度目の防衛に成功したIBF世界S・バンタム級王者のキコ・マルティネス(スペイン)が長谷川戦についてボクシングシーン・ドットコム語った。

「考えていたよりも早く勝つことができた。判定までいくんじゃないかと考えていたのにね。トレーナーのガブリエル・サルミエントと3ヶ月のハードトレーニングを積んだ結果だろう。彼はフィジカルとメンタルで私をサポートしてくれただけでなく、ディフェンス面を鍛えてくれた。日本で勝つのはとても難しいこと。だって彼らは本当の戦士だから」

 さらにマルティネスは「日本では本当によくしてもらった。彼らはすごく礼儀正しくて、謙虚で、それはもう信じられないくらいだったよ」ともコメントしている。

 外転筋を痛めて少し休養するというマルティネスだが「スコット・クイッグ(WBA正規王者)、レオ・サンタクルス(WBC王者)、ギジェルモ・リゴンドウ(WBAスーパー&WBO王者)といったグレイトなボクサーと戦いたい。いつかは階級を上げてノニト・ドネア(元4階級制覇王者)とも対戦したい」と意気軒高。5月31日には中国マカオでマルティネスへの挑戦権をかけ、同級1位クリス・アバロス(米)と同級7位石本康隆(帝拳)が対戦する。

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