WBAライト級5位ダーレイ・ペレス（コロンビア）が10日、ロサンゼルス郊外カバソンのモロンゴ・カジノに登場。10回戦でバホディール・ママドノフ（ウズベキスタン）に2-1判定勝ちを収めた。

　当初ペレスの相手は元王者のマイケル・カツィディス（豪州）が予定されたが、負傷したため、テキサスでキャリアを進めるウズベキ人にスイッチされた。様子見のペレスに対し、サウスポーのママドノフが2回、左カウンターを浴びせると、コロンビア人のヒザが揺れる。フットワークが俊敏でディフェンスが巧妙なママドノフを捕えられないペレスだったが、徐々にプレスを強め、8回に右アッパーでママドノフを倒す。このノックダウンが決め手となり、以後も攻勢をかけたペレスが96-93、94-95、95-94のスプリット判定で勝利コールを受けた。

　ペレスは26勝19KO無敗。初黒星のママドノフは11勝7KO1敗。（三浦勝夫）