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荒川が比国の強豪と空位の東洋ライト級王座決定戦

2011年8月14日 2時54分



 世界を目指す前日本ライト級王者の荒川仁人(八王子中屋=写真)が空位の東洋太平洋(OPBF)ライト級王座決定戦に出場することが決まった。10月4日後楽園ホールで、三垣龍次(T&M)の返上で空位となっている王座を、同級1位のジェイ・ソリミアノ(比)と争うことになったもの。

 ホップ(日本)、ステップ(東洋)、ジャンプ(世界)と正攻法で頂点を目指す荒川にとっては2段階目の重要なステップとなる。荒川(29)の20勝14KO1敗1分に対し、初来日するソリミアノ(24)も11勝7KO1分と負け知らずのホープ。荒川同様のサウスポーという。パッキアオ効果で勢いづくフィリピンの新鋭だけに、好ファイトが期待できそう。

 なお荒川はこの東洋戦に専念するため、12日付で日本同級タイトルを返上している。空位となった日本タイトルの決定戦はまだカードが確定していない。

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