WBO年次総会、年間最優秀ボクサーにコバレフ選出
2014年11月2日 18時07分
2014年11月2日 16時47分
米シカゴで1日夜(日本時間2日)リングに立ったWBO世界バンタム級チャンピオン亀田和毅が挑戦者で暫定王者のアレハンドロ“パヤシート”エルナンデス(メキシコ)に2-1判定勝ち。3度目の防衛に成功した。
スコアは割れたが、和毅の勝利は不動に思えた。互角の序盤の後、3回あたりから和毅は左ジャブ、シャープな右でペースを掌握。左レバーブローも断続的にヒットし優位に進める。9回、左目をカットした和毅にエルナンデスが奮起。しかし王者はアウトボクシングで捌き、終盤を乗り切った。
悠々、和毅の勝利に見えた試合は、ジャッジ1人が115-113でエルナンデスを支持。他の2者は115-113で和毅の勝ち。全米に試合を放送したショータイムの独自スコアは118-110でチャンピオンの大差勝ちだった。
前座カードで1年ぶりの復帰戦に臨んだ和毅の兄、元世界3階級制覇王者の亀田興毅はオマール・サリド(メキシコ)をボディ攻撃で攻め落とし4回KO勝ちを収めた。その興毅、次男大毅と勝利ポーズを決めた和毅は次戦でWBAレギュラー王者ジェイミー・マクドネル(英)との統一戦が有力視されている。
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