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米軍基地内でチャーリーが試合 9月座間で

2011年6月26日 14時25分


 在日米軍基地内でプロボクシング試合を見せようというユニークな計画が明らかになっている。9月18日、神奈川県座間市の米軍キャンプ座間内の体育館で予定される「Pacific Boxing Showdown In Camp Zama」で、OPBF及び日本S・ウェルター級チャンピオン、チャーリー太田(八王子中屋)が同級4位の十二村喜久(角海老宝石)と対戦する。主催の勝又プロモーションはこのイベントのために実行委員会を結成。委員長に小林弘さん(元WBA世界J・ライト級王者)が就任。24日都内の米軍関連施設ニュー山王ホテル内で開かれた発表会は実行委員会のパーティーも兼ねていた。日米親善の他、東日本大震災復興支援等を開催の目的としている。
 チャーリーは元米軍属として横須賀基地に勤務した経験があり、この日のメインカード出場を要請されたもの。ただしチャンピオンはこの十二村戦の前(8月8日)に前王者の柴田昭雄(ワタナベ)相手に防衛戦が決まっており、これに勝つのが条件だ。「スケジュール、ハードね。でも、練習をハードにやって頑張ります」とャーリーは試合にむけて意欲を示した。
 この「キャンプ座間の対決」は、米軍が基地内に地元住民を招いて交流する「オープンデー」のイベントの一環として計画されたもので、フィリピンからの輸入ボクサー、ウォーズ勝又(勝又)も出場を予定している。通常のプロ興行のようにチケットを販売することができないため、経費は主に企業の協賛金を募って賄われるという。では一般フアンが観戦するにはどうすればいいのか。「出場選手の所属するジムに問い合わせて、チケットに相当する整理券を手に入れてほしい」とは、主催の勝又洋・勝又プロ代表の話。
※写真 発表会のチャーリー(左)と、右隣は在日米軍基地勤務歴のある先輩、リック吉村さん(元日本ライト級王者)

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