井岡一翔vsレベコ、高山勝成vsファーラン 計量パス
2015年4月21日 14時36分
2015年4月21日 13時58分
5月9日、神戸で元2階級制覇チャンピオン長谷川穂積(真正)と10回戦で対戦するオラシオ・ガルシア(メキシコ=WBC・S・バンタム級11位)が米カリフォルニア州サンディエゴのカネロ・アルバレスのキャンプに帯同。アルバレスの公開練習日(20日)ガルシアをキャッチした。
――長谷川戦を通知されたのはいつ?
「2ヵ月前。2月、英国へ行きロンドンでIBF王者カール・フランプトンのスパーリングを3週間サポート。メキシコに帰国して1試合こなし、このキャンプに合流したのです」
――フランプトンとのスパーは有益でしたか? クリス・アバロス戦の前ですね。
「ええ。なぜなら貴重な経験を積めたから。強くてクレバーな相手と対戦する場合どう対処すべきか身につきました。選手として大いに成長し、長谷川と対戦する準備ができました」
――長谷川の印象は?
「端正なボクサーだと認識しています。同時に元世界王者としてリスペクトしています。だからハードな準備をしていいファイトをし、メキシコに勝利をもたらします」
――あなたは無敗ですね。
「ええ、これまで29勝21KO。自分でも戦績は自負していますが、これは練習と節制の賜物だと思っています。この無敗レコードを失いたくありません」
――長谷川はジョニー・ゴンサレス、フェルナンド・モンティエルらと戦っています(いずれも長谷川のKO負け)。これはあなたにとって有益ですか?
「いや、まったくそうではない。むしろメキシカンと戦ったという意味で長谷川の方にプラスに作用するのでは…」
――彼らのようにKOを狙う?
「私は10ラウンドで勝つための準備をします。そこでKOが生まれればうれしいけど、判定で勝つことを心がけます」
――長谷川に勝てば世界挑戦の道が開ける?
「そうです。私にとって重大なテストになります。長い期間この時を待ち望んでいた。勝利を収めれば、準備が整うでしょう」
勝利のパーセンテージをたずねると「試合前だから50-50」と謙虚な答え。参謀役のチェポ(ホセ)&エディのレイノソ親子は同日カネロvsカークランド戦があるため、ガルシアに同行できない。代わって日本でもおなじみのオスカル・ラリオス(元WBC世界S・バンタム級&フェザー級王者)がいっしょに来日する見込みだ。(三浦勝夫)
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