あす内藤vs荒川、江藤光は福本とOPBF防衛戦
2015年6月7日 15時40分
2015年6月7日 15時37分
ニューヨークのバークレイズ・センターで6日(日本時間7日)挙行されたWBC世界ミドル級タイトルマッチは、王者ミゲール・コット(プエルトリコ)が4回1分28秒、挑戦者の元IBF王者ダニエル・ゲール(豪州)にTKO勝ち。昨年セルヒオ・マルティネス(アルゼンチン)から奪ったベルトの初防衛を果たした。
契約ウェイト157ポンドをクリアしたゲールは、この日10キロ半増量。4階級制覇王者コットはスピードとシャープさで上回り初回から左ブローを痛打して先制する。その後もコットの左が支配。3回には右ストレートから左右ボディー打ちなどでワンサイドに進める。そして4回、王者の左カウンターでゲールはロープ際にもんどり打ってダウン。辛うじて続行に応じたが、コットの追撃連打を食らい崩れ落ちる。起き上がったが、レフェリーの問いに首を振り、ストップがかかった。
スペクタクルな勝利を飾ったコットは、4週間前ジェームズ・カークランド(米)を沈めたサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)との対決が注目される。「(カネロは)私のキャリアで44戦目の相手として特別こだわりはない。でもファンを筆頭に誰もが実現を望めば、やるしかない」と前向きな発言。このプエルトリコvsメキシコ対決は今秋、日の目を見る機運が高まっている。
また会場で観戦したWBA王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)にも言及。「ゴロフキンはWBCの指名挑戦者でもあるから、もちろん我々は対戦する必要がある。でも順番は最初がカネロで、ゴロフキンはおそらく来年になるだろう」と強調した。
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