国際ボクシング名誉の殿堂入りをはたした元WBA世界L･フライ級王者で現白井･具志堅スポーツジムの具志堅用高会長が11日、米ニューヨーク州カナストータで始まった殿堂入りのオープニングセレモニーに出席した。

　日本人選手としてファイティング原田氏に続き、故大場政夫氏とともに2人目の殿堂入りをはたした具志堅会長（オールドタイマー部門）はこの日現地入り。モダン部門で選出の元統一世界ヘビー級王者リディック・ボウ（米）、元WBA世界ライト級王者レイ“ブンブン”マンシーニ（米）らとともに壇上であいさつした。元統一世界フェザー級王者のナジーム・ハメド（英）は家庭の事情で欠席する模様。

　石垣島出身の具志堅会長は現役時代に沖縄初の世界チャンピオンとして世界タイトル13回防衛の日本記録を樹立。この日始まったセレモニーは14日まで続き、殿堂入り授賞式は最終日に行われる。