龍谷大出身の竹迫司登がTKOでB級デビュー
2015年7月14日 20時53分
2015年7月14日 17時44分
2001年のアマ世界選手権で銅メダルを獲得して翌年プロデビュー。“コブラ”の愛称通り、体の強さを生かした好戦的なファイトでKOの山を築き、08年にジャン・パスカル(カナダ)との王座決定戦を制してWBCタイトルを獲得した。その後、ミケル・ケスラー(デンマーク)に敗れて王座陥落したものの、アルツール・アブラハム(アルメニア)を下して再戴冠。11年に挙行されたスーパー6決勝では、WBA王者アンドレ・ウォード(米)と統一戦を行い、判定負けで準優勝となった。
その後、ルシアン・ブーテ(カナダ)からIBFタイトルを獲得し、ケスラーとの再戦に勝利してWBA王座を統一。昨年5月に開催された同胞ジョージ・グローブスとの再戦は、ウェンブリー・スタジアムに8万人の観衆を集める記録的な興行となり、グローブスを8回TKOで返り討ちにして健在ぶりをアピールした。
この1年は、ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)やウォード、フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)との対戦が取り沙汰され、チャベスJr戦は実現濃厚とまで報じられながらお流れに。結局引退を選択した。生涯戦績は33勝24KO2敗。
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