WBC世界S･ライト級王者ダニー・ガルシア（米）の王座返上による同王座の決定戦が上位ランカー、ビクトル・ポストル（ウクライナ＝1位）、ルーカス・マティセー（アルゼンチン＝2位）の間で行われる。試合のプレゼンテーションが6日（日本時間7日）、ロサンゼルスのダウンタウンで行われた。

　試合はゴールデンボーイ・プロモーションズ（GBP）、マティセーのアラノ・ボックスとポストルのトップランク、エリート・ボクシング・プロモーションの共同興行。ロサンゼルス近郊カーソンのスタブハブ・センターで行われる。以下は会見での両者のコメント。

ポストル「エリート・ボクシング、GBP、トップランクそしてフレディ・ローチ・トレーナーに感謝します。これは私のアメリカ第3戦となります。トレーニングを行っている第2の故郷、ロサンゼルスのカーソンで試合が挙行されるのはうれしい。私はルーカスがすでにファンを獲得しているのは知っていますが、試合の夜、私をサポートしてくれるファンがいればハッピーです」

マティセー「世界タイトルマッチに再び登場できて感激しています。ええ、私は10月3日カーソンでエキサイティングなファイトを披露します。ファンは素晴らしい夜を期待してください」

　セミでは元3階級制覇王者ウンベルト・ソト（メキシコ＝WBC･S･ライト級7位）がホープの一人アントニオ・オロスコ（米）と対戦する。ポスターなどイベントは「マティセーvsポストル」のタイトルとなっている。Photo/GBP