今年で3年目となるネバダ州ボクシング殿堂の授賞セレモニーが先週土曜日8日（日本時間9日）ラスベガスのシーザース・パレス・ホテルで盛大に開催された。今年殿堂入りしたのは元ヘビー級統一王者レノックス・ルイス（英）、同じく元ミドル級統一王者マービン・ハグラー（米）、３階級制覇王者フェリックス・トリニダード（プエルトリコ）、同じく3階級チャンピオンのマルコ・アントニオ・バレラ（メキシコ）の面々。出席しなかったが、モハメド・アリ（米）も殿堂に入っている。

　ネバダ州居住者では元ライトヘビー級王者エディ・ムスタファ・ムハメド（米）、元2階級制覇のロジャー・メイウェザー（米）、ジョニー・タピア（米＝故人）が殿堂入りした。またネバダ・ファイター・オブ・ジ・イヤー（年間最優秀選手）に選ばれたフロイド・メイウェザーにはシュガー・レイ・レナードから賞が手渡された。一方、関係者部門でトップランク社広報部長リー・サムエルスが殿堂入りしている。

　ネバダ州殿堂は13年にスポーツキャスターのリック・マロッタ氏が設立。故ディエゴ・コラレスの未亡人ミチェル・コラレスさんが運営に携わっている。この日は女優のロージー・ペレス、ショータイムなどで解説を務めるアル・バーンステイン氏が進行などを担当した。Photo/BoxingScene.com