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井岡一翔が公開練習、接近戦を想定スパー

2015年12月23日 21時00分

 31日エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で2度目の防衛戦を行うWBA世界フライ級王者、井岡一翔(井岡=26)が23日、大阪市浪速区の井岡ジムで練習を公開した。井岡弘樹ジムに移籍、27日に同市阿倍野区民センターで試合が組まれているコロンビア人のパブロ・カリージョ(25)相手に3ラウンドの軽めのスパーリングを行った。ボディへのアッパーなど多彩なパンチを繰り出し「12ラウンドの中でチャンスがあれば、KOしたい」と意欲十分だ。

食事を改善してコンディションも良好な井岡(左)

 挑戦者の同級2位フアン・カルロス・レベコ(32=アルゼンチン)には今年4月に判定勝ち、念願の3階級制覇を達成した。再戦となるが、井岡は「下半身を鍛えたし、自分自身が強くなったと思う。パワー、スピードともバランスよくアップできているので、打ち合っても負ける気はしない」と自信にあふれた受け答え。レベコが敗戦を分析して、徹底した接近戦など井岡がいやがる戦法をとってくることが予想されるが、井岡は「勝っている相手に何度も勝ちたいと思わないが、自分が目指すところに行くには、決着をつけなければならない。いろいろ対応できるし、イメージとしてはKO。最後は気持ちです」と来年の目標とする統一王者へ向けて自信にあふれている。

 今回から井岡は食事療法にも取り組んでいる。テニスの絶対王者、ノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)が実践している小麦に含まれているグルテンを摂取しない「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を実行しているのだ。本を読んで、野菜中心の食生活に変えて1ヶ月半。「もともとお好み焼きもそれほど好きではなかったですし、グルテンを抜くことで、減量もスムーズに進んでいます」。最強王者を目指す井岡の「ジョコパンチ」が5年連続の大みそかマッチでさく裂しそうだ。レベコは同日、関西国際空港に到着、25日に井岡ジムで練習を公開する。

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