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多田反省の初防衛 WBA女子ミニマム級戦

2009年8月23日 17時58分

 23日、大阪府豊中市のよみうり文化ホールで行われたWBA女子世界ミニマム級タイトルマッチは、チャンピオン多田悦子(フュチュール)が7位挑戦者のヤニ・ゴーキャットジム(タイ)に3-0判定勝ち。初防衛に成功した。
 サウスポーの多田はやや硬さのうかがえる立ち上がりだった。積極的に飛び込んでくるヤニを右フックで迎撃し、3回あたりからは左ストレートのカウンターも決めたが、全般的に相手に合わせたボクシング。「練習してきたことができなかった。守りに入っていた」と本人も反省したように、リズムに乗り切れないままの10ラウンドとなった。それでも、これといったピンチは招かず、96-94が2者(尹、金)に97-93(李=いずれも韓国)のスコアで支持された。ダウンシーンはなし。
「不細工な試合。でも次につながった」と多田。この日観戦に訪れたWBC女子世界L・フライ級王者・富樫直美(ワタナベ)とのチャンピオン対決が12月大阪で内定している。

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