2017年4月11日火曜日

強すぎるロマチェンコ、ライト級進出プラン画策

 WBO世界S・フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)のマネジャーのエジス・クリマス氏が、WBO世界ライト級王者テリー・フラナガン(英)を次戦のターゲットに定めていることを明かした。ボクシング・シーンが報じている。

 同氏によると、内山高志(ワタナベ)から王座を奪ったWBAスーパー王者ジェスレル・コラレス(パナマ)、IBF王者ジェルボンタ・デービス(米)は、統一戦のオファーを出したものの色よい返事はない。唯一の敗北を喫したオルランド・サリド(メキシコ)も再戦に応じる気配はなく、「130ポンド(S・フェザー級)でロマチェンコと戦おうというチャンピオンはいない」とのこと。ライト級でビッグマッチを画策するにいたった。

 ライト級進出プランは、まず英国でフラナガンを下して3階級制覇を達し、そのあと米国でWBC世界ライト級“レギュラー”王者マイキー・ガルシア(米)と統一戦に進むというもの。同氏は「ロマチェンコとガルシアの試合は、ファンにもテレビにも興味深いものだろう」と語っている。

 ガルシアはWBA&WBCダイヤモンド王者ホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)との対戦がオーダーされていて、フラナガンもロマチェンコとの対戦に応じるかどうかは不明。ロマチェンコを含めたこれらの面々で“ライト級ウォーズ”が実現すれば確かに面白そうではあるが、はたしてどうなるか。

 ちなみにかつて対戦相手に名前があがったマニー・パッキャオについて、ロマチェンコは「パッキャオはキャリアの終焉を迎えようとしている。彼は“オールド”であり、対戦はナンセンスだ」とつれないコメントを発している。Photo/SUMIO YAMADA