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東日本協会が新企画発表-エアボクシング大会

2009年6月15日 17時23分

東日本ボクシング協会は15日、定例理事会後に会見を開き、理事会での決定事項を発表した。
1.メキシコでの指名試合にKO勝ちの西岡利晃(帝拳=WBC世界S・バンタム級チャンピオン)を特別表彰することになった。これまで東協会でこういった制度はなかったが、「賞賛に値することがあったら、試合に限らず社会貢献なども対象にしたい」と金平桂一郎副会長。
2.7月25日にはトレーナー向けのメンタルトレーニング講習会を行うことも発表。講師には、スポーツ心理学の第一人者、東海大学教授の高妻容一氏を迎える本格的なもの。トレーナーのスキルアップを目指すことによって、日本ボクシング界全体の底上げを図ろうという強化策の一環だ。
3.中国開催が中止となり、異例のワンマッチをディファ有明で行ったMGプロモーションの宮田会長と石井マネジャーから事の経緯の説明を受けた。「同ジムは謝罪会見を開いており、説明責任は果たしていると特に問題視はされなかった」(金平副会長)。興行の規定ラウンド32に大きく足りない世界戦のワンマッチの開催に関してはJBC安河内事務局長から、あくまで緊急危機回避で規定ラウンドは順守して頂きたい旨説明があり協会としても了承した、という。
4.新たな展開としてエアボクシング大会が開催されることとなった。これは打撃を伴わない、シャドーで優劣を競おうというもの。女子ボクシング、アンダー15という新たな取り組みをしてきた中、スパーリングや試合は好まない練習生や、プロテスト受験年齢を過ぎてしまった人たちに向けた新プラン。「そういう練習生の皆さんが成果を試せる場になると思う。ボクシングをより幅広く楽しんでもらいたい」と大橋協会長。世界チャンピオンがシャドーの採点をするのが大きなセールスポイントとなったいる。大会は8 月16日、ゴールドジムサウス東京アネックス(東京・大森)で開催される。
 同協会は今後も理事会後に会見を開いて積極的に情報発信するという。
 

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