17日（日本時間18日）米フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロック・ホテル＆カジノで行われたWBOミドル級タイトルマッチは、王者デメトゥリアス・アンドラーデ（米＝写真）が挑戦者2位リアム・ウィリアムス（英）に3-0判定勝ち。5度目の防衛に成功した。

　初回、右で効かせたサウスポーのアンドラーデがリード。2回、王者は左ストレートでウィリアムスを倒す。5回にも左右アッパーで攻勢をかけたアンドラーデは６回、アッパーを命中させて猛攻。ストップは時間の問題に思えた。

　しかし乗り切ったウィリアムスはパンチを浴びながらも抵抗。最終12回も王者のビッグパンチを食らったが耐え抜き終了。スコアカードは116-111、118-109×2でアンドラーデの勝利。戦績を30勝18KO無敗とした。ウィリアムスは23勝18KO3敗1分。

　セミではWBC･S･ミドル級15位カルロス・ゴンゴラ（エクアドル）がクリストファー・ピアーソン（米）に8回KO勝ち。ゴンゴラは32勝26KO3敗。ピアーソンは17勝12KO3敗。

　またアマチュアで3度世界王者に就いたマハマドラスル・マジェドフ（アゼルバイジャン）がアンドレイ・フェドソフ（ロシア）に初回1分24秒KO負けする番狂わせ。フェドソフは32勝26KO3敗。マジェドフは3勝3KO1敗。