2020年9月15日火曜日

あす大橋ジム無敗ホープの3選手が出陣 
タイトル目指す森且貴、保田克也、中嶋一輝

 後楽園ホールであす16日ゴングが鳴る「フェニックスバトル」の前日計量が15日、日本ボクシングコミッションで行われた。計量は全4試合に出場する8選手が合格し、大橋ジムが誇る無敗ホープ3選手が計量後の取材に応じた。

L・フライ級で対戦する森(左)と内田

 昨年の全日本ミニマム級新人王の森且貴(6勝1KO)は昨年12月の全日本新人王以来のリングで内田勇気(KG大和)と6回戦に臨む。

「勝ちに徹する」と大言を嫌うが、初の6回戦を迎えるにあたり「6ラウンドはずっと全力で戦うことはできない。スピードの速い遅い、パンチの強弱が大事になる。緩急をつけてやりたいと思う」と自らにテーマを課す。ミニマム級ホープは“ポスト八重樫”とも言える立場だけに、ノンタイトル戦にも気合いが入る。

ライト級の保田(左)は元ランカーのヴォリバーと

 中央大出身でB級デビューから6連勝(4KO)の保田克也はベネズエラ出身のピッコロ・ヴォリバー(カシミ=8勝3KO3敗)と62.0キロ契約8回戦。

 保田は大学卒業後3年のブランクをへてプロデビュー。中大の2学年下、三代大訓(ワタナベ)がOPBF・S・フェザー級王座に就き、元世界王者の伊藤雅雪(横浜光)との注目対決が11月に決まったことに大きな刺激を受けている。

 しかも階級は同じライト級。保田は「どんどん(その争いに)入っていきたいとは思っているけど、自分にはまだ肩書きがない。現時点でも負けるとは思ってないけど、肩書きをつけるのが先」と足元を見据える。

 対戦相手のヴォリバーは元日本、OPBFランカーだが、「うまくて早くて強いと思うけど、ボディを攻めて勝ちたい。当たり前に勝ってランキング選手とやりたい」と青写真を描いてみせた。

強打の中嶋(左)は野村と対戦

 メインには、芦屋大出身の日本バンタム級5位、中嶋一輝(8勝7KO1分)が登場。野村健太(仲里=7勝3KO3敗)とS・バンタム級8回戦を行う。強打のサウスポーは1月の「山中慎介GOD’S LEFTトーナメント」決勝以来のリング。若手実力者が集まるトーナメントで優勝扱いながら、決勝では堤聖也(角海老宝石)を相手にドローと不完全燃焼だった。

 中嶋は「硬くて足も動かなかった」と強打を封じられた前回の試合を反省し、今回はスタミナやコンビネーションを磨いてきたという。とはいえハードパンチャーらしく「必ずKOで勝ちます」とKOへのこだわりは十分。力の差を見せつけてタイトルマッチに前進するつもりだ。写真提供=大橋ジム


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