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和氣慎吾の相手グスマンが公開練習、多彩な左に自信

2016年7月13日 22時17分

 IBF世界S・バンタム級王座決定戦(20日・エディオンアリーナ大阪)で同級1位の和氣慎吾(28=古口)と対戦する同級2位ジョナタン・グスマン(26=ドミニカ共和国)が13日、大阪市の井岡弘樹ジムで練習を公開した。

グスマンはミット打ちでも左構えを披露した

 21勝21KO無敗1無効試合のグスマンは、古代イスラエルの王で、知恵があり、悪魔をも従えた伝説がある「ソロモン王」の異名を持つそうで、練習ではサウスポーにスイッチ。左アッパーや伸びのある左ストレートを放って、破壊力の一端をみせた。

 11日に来日、翌日から井岡弘樹ジムで体を動かしているグスマンは活動拠点の米ボストン、ニューヨークで100ラウンドのスパーリングを消化、体重もリミットに落ちており、体調も万全という。この日は軽めの練習。シャドー、ミット打ち、バッグ打ちを計12ラウンド消化した。

 なかでも目を引いたのは「自信があるパンチは左」と言い切る、多彩な左パンチ。右構えだが、器用にスイッチして、大柄なエクトール・バミューダス・トレーナー(40)のミットにパンチを食い込ませた。和氣にとっては的が絞りにくい戦いを強いられそうだ。

 グスマンは「私はポジティブ、KOか判定かわからないが、勝つのは私だ」と話し、和氣について「ビデオを見て、動きの早い選手と思うが、その対応はできている。私はパワーがあるので、KOできる可能性はある」とKO宣言こそしなかったが、自信にあふれた受け答えだった。試合は20日20時からTBS系列で全国放送される。

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