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三浦隆司の標的、新王者ベルチェットがベルト贈呈式

2017年2月4日 15時16分

 米カリフォルニア州インディオで28日、フランシスコ・バルガス(メキシコ)を11回KOで破り、WBC世界S・フェザー級チャンピオンに就いたミゲール“アラクラン”ベルチェット(メキシコ)に2日(日本時間3日)真新しいWBCベルトが贈られた。セレモニーはメキシコシティのレストランで開催され、マウリシオ・スライマンWBC会長、プロモーターのフェルナンド・ベルトラン、ベルチェットの地元メリダのプロモーター、マリオ・アブラハムらが出席した。

スライマン会長からベルトを渡されるベルチェット

 マイクを持ったベルチェットは「世界チャンピオンになれたなんてまだ信じられません。私の名前がチャベス、アルゲリョ、バレラ、モラレスの横に並び、歴史に残るのは光栄です。WBCベルトほど美しいベルトはありません。18歳の時カンクンに家族を残してメリダに出てきてから一時は食うに困ることもありましたが、障害を克服し、ここまでやってきた価値がありました」とあいさつ。

 ベルトラン・プロモーターは「彼のようなハイクオリティーな世界チャンピオンを我々のラインナップに加えられてうれしい」とフォロー。ちなみに彼のサンフェル・プローションズ傘下の世界王者は47人目ということだが、これはプロモーションに関わったマニー・パッキャオなども含めた数字のようだ。

 同じリングで挑戦者決定戦で勝利した元王者の三浦隆司(帝拳)との防衛戦を歓迎する新王者陣営だが、初防衛戦はメリダで挙行したい意向を明かしている。Photo/Zanfer Promotion

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