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村田諒太の世界挑戦発表、5.20WBAミドル級戦

2017年4月3日 14時54分

 48年ぶりの五輪金メダリスト、村田諒太(帝拳)の世界挑戦が決定─。WBA2位にランクされる村田は5月20日、有明コロシアムで同1位(暫定王者)アッサン・エンダム(フランス)とのWBA王座決定戦に挑む。帝拳ジムが3日、都内で記者会見を開いて発表した。

左から比嘉、村田、拳四朗、3選手とも全勝だ

 2012年のロンドン五輪から5年。東京五輪の桜井孝雄氏(故人)以来となる金メダリストの村田がデビューから4年弱、プロ13戦目でついに世界タイトルマッチの舞台に立つ。記者会見で村田は「プロデビューしてから大変なサポートを受けた。その恩恵に結果で返したい」と語った。

 対戦相手のエンダムはカメルーン出身で、現在はフランスを拠点に活動。戦績は35勝21KO2敗でWBO王座を獲得した経験がある。ビッグネームとの対戦も豊富で、キャリアでは村田(12勝9KO無敗)を大きく上回る。

 エンダムについて村田は「ボクシングをやっていく上で、自分が強いと思えるかどうかはすごく大切だと思う。それを求めてボクシングをやっているところもある。この選手に勝てば自分が強いと胸を張って言えると思う」と相手にとって不足なしを強調。「(エンダムは)4回、6回倒れても立ってくる選手。タフ・ファイトを予想しながらベストを尽くす」と決意表明した。

 村田は現在、メキシコ人パートナー2人とスパーリングを始めているが、本田会長は「アメリカから黒人のパートナーを2人加えたい」と明言。チャベスJrのパートナーを務めていた選手らを呼び、万全の体制を整える予定だ。

 WBAミドル級はスーパー王者に3団体統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が君臨する。ゴロフキンは3月、WBA正規王者だったダニエル・ジェイコブス(米)に勝利。正規王座が空位となり、WBAは1位エンダムと2位村田による王座決定戦を承認した。トリプル世界タイトルマッチのチケットは4月10日(月)チケットぴあで発売開始。

※本サイトとボクシング・ビート誌では、これまでハッサン・ヌダム・ヌジカムと表記してきましたが、主催者発表に従いアッサン・エンダムとします。

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