木村翔がゾウ・シミンに挑戦、7.28WBOフライ級
2017年6月27日 11時08分
2017年6月27日 9時58分
L・ヘビー級とクルーザー級でWBA王者に就いたベイブ・シュメノフ(カザフスタン=写真)が26日、現役引退を発表した。シュメノフ(33)は目の視力が衰えていることを引退の理由に挙げている。
シュメノフは4月29日ラスベガスでWBAクルーザー級暫定王者(当時)ユニエル・ドルティコス(キューバ)と防衛戦を行う予定だったが、スパーリング中に右目を負傷。手術を要したことでキャンセル。先日、WBAクルーザー級“レギュラー”王座を返上。ドルティコスがレギュラー王者に昇格した。
L・ヘビー級王座V5、ホプキンスとの統一戦に敗れる
2004年アテネ五輪のカザフスタン代表からプロ入りしたシュメノフは10年1月、ガブリエル・カンピーリョ(スペイン)との再戦に勝ってWBA・L・ヘビー級王者に就いた。5度防衛し“スーパー”王者にも昇格。しかし14年4月、IBF王者バーナード・ホプキンス(米)との統一戦で判定負けし無冠となった。
以後、試合数が少なくなったが、15年7月、BJ・フローレス(米)に勝ち、WBAクルーザー級暫定王座獲得。その後、昨年5月、ジュニア・アンソニー・ライト(米)を決定戦でストップして同級正規王者に就いた。最終戦はライト戦で、17勝11KO2敗の戦績を残した。
右目が失明の危険
担当ドクターは右目の角膜が侵食され、失明の危険のあると警告している。職業上、網膜はく離をわずらった可能性もある。ラスベガス在住のシュメノフは今後も家族と同地で暮らすもようだ。
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