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赤井英和さん長男の英五郎「相手が上だった」

2019年11月23日 9時30分

 浪速のロッキーとしてハードパンチャーでならした俳優の赤井英和さんの長男英五郎(赤井組)が22日、鹿児島・阿久根市で開かれた第89回全日本ボクシング選手権大会第2日の75キロ級準々決勝で田中廉人(東洋大)に敗れ、全日本は2年連続ベスト8に終わった。

赤井(左)は前年に続きベスト8に終わった

 父譲りの強引なフック連打で攻め込みを図った赤井だが、田中のジャブをまともに受けて、あごが上がるシーンも。互いに打ち合う場面でも田中のパンチが有効的で2回にはスタンディング・カウントも奪われ、最終ラウンドも手数は出したが、挽回できなかった。

「ガムシャラに力は出し切りましたが、いまのコンディション、スキルは相手が上でした」と赤井は素直に完敗を認めた。

赤井さんは「10戦のキャリアでよくやった」

「決勝まで行くつもりだった。家族はもちろんですが、周りの方々にずっと応援していただいたのに、期待に応えられなかったのが残念です」と五輪出場の夢が絶たれ、肩を落とした。今後については「アマボクシングを続けていくかはゆっくり考えます」と即答しなかった。

 観客席から「英五郎、ジャブ、ジャブ」と声援を送った英和さんは「5月に左足アキレス腱を断裂して、ブランクがあり、左手も痛めてベストな状態ではなかったが、アマ10戦のキャリアでよくやった。これからのことは本人に任せている」と語り、戦い終えた息子を暖かく迎えていた

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