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DANGAN日中親善試合 内藤律樹は2-1判定勝ち

2017年10月20日 21時58分

 日中国交正常化45周年記念「日中親善試合vol.2」が20日、後楽園ホールで行われ、メインに出場した元日本S・フェザー級王者で現日本ライト級4位の内藤律樹(E&Jカシアス)はバイシャンボ・ナスイウラ(中)に2-1判定勝ち。スコアは77-75、77-76で内藤、もう一人は79-75でバイシャンボだった。

内藤は終盤苦しみながらも要所で左を決めた

 バイシャンボはこれまでにWBCユース、WBCアジア、WBAインターナショナルと地域王座をコレクションしてきた無敗選手。長身のバイシャンボとサウスポー内藤は互いにリードを差し合い、駆け引きをしながらバイシャンボは右を、内藤は左を狙っていった。

 内藤はバイシャンボの攻撃を足とカバーリング、ボディワークで慎重にかわし、右フックや左ストレートを単発ながらもヒットし、序盤戦は優勢に試合を進めた。バイシャンボがやや粗く出てきた5回、左ストレートを立て続けに決めて見せ場を作った。しかしバイシャンボは6回に圧力を強め、コンビネーションで攻勢をアピール。7回には右をクリーンヒットして会場の中国ファンを沸かせた。

 接近戦に巻き込まれ、細かく被弾し始めた内藤は8回、フットワークを使って立て直しを図り、バイシャンボの反撃を食い止めた。終盤は押され気味の印象を与えたが、中盤までのリードで逃げ切る形となった。

 内藤は18勝6KO2敗。バイシャンボは12勝5KO1敗1分。なおDANGANと中国のマックスパワープロモーションが共催する第3回の日中親善大会は3月18日、中国の上海で開催すると発表された。

<日中親善試合>
◇60キロ4回戦
ツーダオ・チャン(中)[3-0(39-37、40-37×2)]植田啓(越谷634S)

◇バンタム級4回戦
岸部久也(宮田)[2-1(39-37、39-38、38-39)]アーヤチ・サイリクエ(中)

五十嵐は2回にダウンを奪ってTKO勝ち

◇59キロ4回戦
五十嵐康次(UNITED)[TKO2回2分55秒]ファング・チアチン(中)

チャンチャンは林をワンパンチで沈めた

◇フェザー級4回戦
チャンチャン・チェン(中)[TKO1回1分14秒]林慶太(TEAM10COUNT)

ヘビー級はニエ(右)に軍配が上がった

◇ヘビー級4回戦
ニエ・チンタオ(中)[2-0(40-37×2、38-38)]工藤啓太(角海老宝石)

◇52キロ6回戦
かねこたけし(REBOOT)[引き分け1-1(58-56、56-59、57-57)]ウラン・トロハツ(中)

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